(育児1) 親になって46日(という数字に特別な意味はない)
幸い、出産に立ち会えた。子供の誕生にはとても感動した。誕生した日、彼はとても良く寝ていてさすが2人の子だと思った。
仕事の都合で行けなかった1日を除いて、生まれてからは毎日病院に通った。子供に会うのが楽しみ、ではなく(それももちろんあるが)妻の心身が気にかかって。
難産どころか超スピード出産だったが、それでも出産に伴い妻の体は疲弊しきっていただろうし、慣れない育児に、睡眠不足。大変だと気づくのは難しくなかった。
残念ながら病院の規則で病院に泊まることはできなかったので、仕事前に早朝に面会に行くだけだった。それしかできなくても、気持ちが楽になったと言われ、微力ながらも役に立つことはできたのかもしれない。
無事に退院できて妻の実家へ行ってからは、可能な限り僕も宿泊して昼は仕事で夜は育児。
日に日にでかくなる息子。
に喜びを感じつつも睡眠不足で大変な毎日。
「子供が生まれると自分の時間なんてないよ」
よく言われる言葉で、たしかに自由に使える時間は少なくなった。
しかし、時間の密度は上がった気がする。時間がないならないでどうしたら時間がない中でうまくやれるか考える。
(つづく)